【寄贈】東播磨高校野球部"ブルペン屋根"が完成しました‼
東播磨高校野球部の福村監督よりご要望を頂いていた"ブルペンの屋根"がついに完成しました‼
去る令和3年2月6日(土)、東播磨高校野球部のセンバツ初出場を祝して表敬訪問させて頂いた際に野球部の福村監督に『我々にもお祝いを兼ねて何か貢献できることはありませんか?』という気持ちを伝えた所、『ブルペンに屋根がほしい』という要望を頂き、製作・寄贈させて頂く事を即決致しました。
部室裏にあるブルペンには屋根が無く、天気が悪い日などは思うようなトレーニングが中々出来ませんでした。
雨で体を濡らすことなく健康的に安全に練習に打ち込めるよう、また天候に左右されずに投げる事に集中出来るよう、少しでも早くお届けしたいと思い早速考案・製作に取り掛かりました。
ご要望を頂いてから約半月、ついに念願のブルペン屋根が完成しましたので、今回はその様子を少しだけ紹介させて頂きます。
★令和3年2月20日(土)、2月21日(日)の2日間で施工致しました。
【工事前】
屋根が出来る前はこのような感じでした。
部室裏の壁が日陰となり、日差しや風はある程度防げるものの、屋根が無く雨に濡れてしまう状態でした。
【2月20日(土)工事1日目】
晴天に恵まれ、絶好の工事日和となりました。さあ、朝から工事開始です♪
福村監督(左)に工事開始のご挨拶。
社長も全面的に工事に参戦です!
まずは、屋根の土台となる骨組み作りからスタートです。
学校と福村監督との打ち合わせの結果、屋根の骨組みには"単管パイプ"を使用することになりました。
学校の事情で《通常基礎工事が出来ない》為、単管パイプを打ち立てる方法で行いました。
骨組みの不安定さを解消する為、部室の格子窓にも固定を施し、強度を上げる事にしました。
予定よりかなり早く屋根の骨格が出来上がっていきます。
昼頃には、ブルペン側の屋根の骨組みはほぼ完成し、午後からはホームベース側の屋根製作に取り掛かりました。
横風にも耐えられるよう、斜めにも単管を入れ補強しました。
ふとグラウンドに目を向けるとテレビ局のMBSさんが取材に来られていました。
練習にも熱が入ります!
無事ホームベース側の骨組みも完成し、最後に単管パイプの端や継目に黄色い"クランプカバー"を取り付けました。単管の切れ端などでケガをしないように、とにかく安全面に配慮して製作しました。
1日目はここで終了。
選手たちの熱気に後押しされ、全工程の9割ほどの作業を終える事ができました。
【2月21日(日)工事2日目】
残すところは、屋根部分の取り付けだけとなり、朝から早速作業に取り掛かりました。
屋根部分には、ポリカーボネートの波板を使用しました。試合の実践に近い形で日光をほどよく取り入れる事ができ、何より軽くて丈夫です。
この日も隣のグラウンドからは選手たちの熱気あふれる声が!
選手の皆さんからエネルギーとパワーをたくさん頂きました‼
そうこうしている間に屋根の取り付けもどんどん進み、もう完成間近です。
そして・・・
ついにブルペン屋根が完成しました!
晴天にも恵まれ、また選手たちの熱気にも後押しされ、予定より随分早く作業を終える事が出来ました。
後日、『寄贈プレート』を取り付けて100%完了となりますが、ブルペンが使用できる形としてはこれで完成です。
何とか2日間で無事終える事ができ、ほっと一安心です。
作業終了後、福村監督や西尾部長からも『早速明日から使わせて頂きます!』と喜びと感謝の言葉を頂戴しました。
普段我々が仕事としている技術がこのような形でお役に立てるなんて夢にも思いませんでしたが、皆さんに喜んで頂けて我々もただただ嬉しい限りです。
むしろこのような素敵な機会を頂けたことに、こちらの方が逆に感謝しなければなりません。
今回センバツに出場する選手の皆さんはもちろん、これから続いていく未来の東播磨高校野球部の皆さんにとっても末永く愛されるブルペンになる事を心から願っています。
【追記】
★『寄贈プレート』取り付けについては、後日抽選会の模様と一緒にお伝えいたします。